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【図太くなれる禅思考】

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【図太くなれる禅思考】

禅の心得を日常生活に適用出来るように噛み砕いて分かりやすさを極めていただいている本でめちゃくちゃわかりやすくおすすめ。

突っつきにくさを排除して禅思考を広めたいという考え方にすごく共感します。

 

些細な事ですぐあれこれ想いや悩んでしまう。自分の意思よりも人のいうことに流されやすい、何か心を塞ぐ事があるといつまでもそこから抜け出せない、いつも周囲にどう見られているか気になって仕方がない、傷つくのが怖くて自分が思ったことをいえない。このような悩みを持った方は、禅を意識して行動すると図太く生きられる。

禅は、行住坐臥=人の基本動作である、歩くこと()、止まること()、すわること()、ふせること()など日常の全てが修行。禅的な生活を送る中で身につくといった方が正しい。

禅は比べることを最も嫌う。「放下着(ほうげじゃく)」投げ捨てる、捨ててしまいなさいという意味の禅語。外に目を向ける必要がなくなった分、自分の内面に目を向ける事が出来る、自分を見つめる時間が増える。

自分の長所に敏感に、短所には鈍感になる。

怖いもの知らずは考えすぎる人にはない勢いがある。勢いは力。邪を祓う。動くと何かがはじまるという体感をもたらし動ける自分への変化に繋がっていく。

何かに没頭している時人は恐れを抱かない。「一行三昧」真っ直ぐな心を持って一つのことに全力を尽くすという意味。結果はあくまで後からついてくるもので決して自分から求めるものではない。

失敗への恐れの妙薬は「開き直り」にある。わからなければ放っておく、失敗に縛られない、それが禅の根本的な考え方。

落ち込みというものは、自分で選択している。その沼から出るには今に集中すること。過去を振り返るから心が揺れる。

思い通りにならないからどうにかなるさ、と考える。釈迦の言葉。「汝らよ、この世は苦に満ちている」言い方を変えればこの世は思い通りにならない事ばかりだということ。しかし思い通りにならないからといって絶望に覆われるということもない。どうにかなる。

相手がこっちを向いてくれなくとも世界が終わるわけでもなく命を取られることもない。「柔軟心」とは禅語である。

準備は整った、あとは出たとこ勝負。という図太いスタンスで臨む。「雲無心」この禅語はとらわれのない自由な姿であることの大切さを説いている。勘所を押さえたらあとは自由に。

諸法無我。仏教の根本原理を表す言葉。この世に確かな「我」などというものはない。あらゆるものは関わり合いの中で存在しているのだということ。そのことに気づき出来る限り「我」を削ぎ落としていくのが禅の修行と言っても良い。

堅い木は風が吹くとへし折れるが、竹は逆らうことなく幹をしならせる。自我の強さは心の脆さ。一つ剥がせば一つしなやかになる。

自分にも他人にも完璧を求めない。求めすぎなければ腹を据えていられる。人に期待しすぎない。思っていた通りになれば超ラッキーと思うくらいがちょうど良い。

一人の時間を持って自分を見つめ直す。「七走一座」という禅語。7回走ったら1回止まってじっと座り、自分自身を見つめる。止まって見つめ直さなければどんな走り方をしていたか、どこに向かっているのか分からない。

価値観の違う相手との付き合い方。違うなぁと思いながら相槌を打っていませんか。伝え方は工夫が必要だが、モノの見方、考え方は図太く素直に相手に伝えた方が良い。その方が風通しが良くなる。「みんな違って、みんないい」

長所を掘り起こすと個性的に生きられる。個性の手がかりは長所にある。磨けば自身が湧いてくる。

悩みを楽しむ方法は「知足」にあり。足るを知る。例え地べたに寝るような生活でも心は安らかで幸せを感じられる。山登りで三合目には三合目の、五合目には五合目の美しい景観が広がっている。悩みさえありがたいと思う。

自分の大切な時間を他人に振り回されない。時間に使われるのではなく、主人公として時間を使い切る。

お金や肩書きから離れると、腹を割って話せる。へぇーお前そんな偉かったんだ!というくらいの図太さで良い。肩書きぐすごいとそれだけで引いてしまうという側面があることを知る。

落ち込んだ時は掃除する。禅の考え方から言えば体を動かすことが一番。なかでも掃除は最高。一所懸命体を動かすと余計なことを考えなくて済む。

嫌なことは翌日まで引きずらない。その想いをその場に置いてくること。その場で断ち切ってしまうこと。

損得勘定に拘ると心が窮屈になる。損に思えようがその仕事が自分に回ってきたということは「縁」である。禅ではそのような縁を大切にする。仕事につまらないも面白いもない。自分の選択。

図太い人は「腹案」を用意する。するとその場で堂々と次なる提案ができる。交渉やセールスは話す事が重要視されがちだが、実際は違う。重要なのは相手の話にじっと耳を傾け、いかにして相手の思いや希望を引き出すか。そこに腹案のポイントが必ずある。相手のニーズを細々汲み取り本案と腹案を持って臨めば図太く粘り強く交渉に当たる事が出来る。

丹田呼吸法ほど、心を整える方法はない。坐禅3要素が調身、調息、調心。背筋を伸ばし骨盤を立てる。丹田とはおへその下7.5センチのところ。

怒りは人生を破壊し、堪忍袋は人生を成功に導く。腹が立ったら何か言ったりしたりする前に10まで数える。それでも収まらなかったら100まで数えよ。

怒りを書く事で、怒りの源泉を客観的に見つめる事ができる。図太い人のものの見方である。

 

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