https://野性の力を取り戻せ 〜羽黒山伏に学ぶ 答えがない「問い」に向き合う智慧〜 https://amzn.asia/d/0Gc4ZzN
【野生の力を取り戻せ】
おすすめ頂き読ませて頂いた本。面白く一気読みしました。自然と一体化し直感で決断する事。感じることに重点を置き、内臓で、腹で落とす。言葉ではなく、音で合うか合わないか判断する。など最高でした。
●この本を読んでもなんの答えも具体的な方法も得られない。なぜならその「答えが欲しい」という発想から離れなさいという本だから。
●山伏の修行に来る人たちの中には経営のトップの人たちもいる。その人たちの多くが直感を元にして生きている。直感というのは自分の魂や無意識から出てきたもの。それが一番的を射ている。
●今は先が見えないなどというが、そんなことは当たり前。元々そう。進む前からうまく行くとか正しい方法を知りたがったりするのはおかしなこと。偶然、たまたまの方が的を射ていることが圧倒的に多いのではないか。
●山は神の住む聖なる場所。修行に入ることで疑死再生(生まれ変わり)を果たすと考えられている。
●山伏修行は無言行で沈黙の中進む。頭だけでなく、自分のリソースをフル活用する。人間としての野性を取り戻す。
●ビジネスパーソンは考える事を、優先しすぎていて偏っている。自分を超えた大きな流れや身体の語りかけることに沿っていくような「感じたもの」から生み出していく面も同時に磨いていかないと行き詰まるのではないか。
●感じる知性と経営が大切である。社長の仕事は常に決断。決断する時に部下から上がってきたデータや企画を鵜呑みにしてあてにして決断するか？しない。結局は知性、直感の強い人がうまくいっている。「見えない未来は感じ取るしかない」
●たくさんの人を取材して分かった事は、転職で人生を変えて幸せになっている人は【よく考えて決めていなかった】ということ。要は直感に従って動いた。
●感じることに正解も間違いもない。
●なんとなく良いと思う時って言葉に出来ない。内臓感覚。「腑に落ちる」とか「腹を括る」という。内臓で感じる事が重要。
●個人のキャリアの8割は偶発的な出来事によって出来ている。
●山伏修行はずっと無言。何が起きても「うけたもう」と受け入れる。山伏修行は火を通って再度生まれ変わる場である。
●自分のために空白の時間を持とう。日常の生活から離れて何者でもない時間を過ごす。公園でのんびりする、カフェで少しの時間を過ごすだけでも良い。
●言葉を聞くのではなく、その人の発する音を聞く。感覚的に合うか合わないか。
●「祈る」事が基本。祈りは日常。こういう世界になったら良いな。少しでも--が良くなったら良いな。と祈るように働く。
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