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【Newton2023年9月号】

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Newton20239月号】

数学が難しかったですが、最高でした。

数学以外にも首都直下地震、恐竜の進化、AIが導く自動運転。加速の速度がすごい。

 

内臓機能を調べる体内ロボット。内臓の上を歩くことで病気を見つけるロボットが開発された。足がついていた場所の細胞の粘着力がわかる。粘着力がpHによって変わる材料を使うと細胞のpH測定も可能。

超音波をあててマウスを冬眠させる実験が成功。人工冬眠が可能になるだろう。視床下部視索全野に向けて超音波を照射した。

土星の衛星エンケラドゥスの地下海で高濃度のリン酸を地球外で初めて検出。生命の材料。

海洋深層水で魚のストレスが低減出来る物質が発見された。

あらゆる4桁の自然数は、ある操作によって全て6174になる。(カプレカ数)

「ある自然数において、各桁の数を大きい順に並べた数と小さい順に並べた数の差が、元の値に等しくなる自然数。」

例えば495を各桁の数の大きい順に並べると954、小さい順に並べると459となりその差は954-459=495なのでカプレカ数。

数学の難問4色問題。「どんな平面上の地図でも4色あれば隣り合う領域を異なる色で塗り分けることが出来るか。」

●4!=4×3×2×1=24など、0!=1にすると、階乗の規則が例外なく成り立つ。順列の公式nPr=n!/(n-r)!も成り立つ。

●1923年の関東大震災から100年。首都地震最新予測。広範囲で震度6弱以上の恐れがある。関東大震災では105000人の死者行方不明者、10万人の負傷者、住宅は11万棟が全壊、20万棟が全焼。その前は1894年の明治東京地震1855安政江戸地震1782天明小田原地震1703年元禄関東地震

特に1703年の、元禄関東地震マグニチュード7.9-8.2という規模で津波による死者も1万人に、上ったと言われる。

地震が起きやすい首都圏の地下構造、。北アメリカプレート、ユーラシアプレートフィリピン海プレートが重なる。都心南部直下地震の場合、最悪の場合は東日本大震災級の死者。そして木造住宅密集市街地が大きなリスクを抱える。

恐竜は23000万年前の中世代・三畳紀後期には出現していた爬虫類の仲間。16400万年も地球上で繁栄し白亜紀6600万年前に姿を消した。

元々四足歩行をしていたが、二足歩行となり、四足歩行に戻るものもいた。

もう疑いようはなく、鳥は恐竜そのものである。歯のないくちばし、卵を産み抱卵する、後ろ足のウロコ、翼になった前あし、前足の3本指、羽毛で覆われた体など多くの共通点がある。

中生代の空には翼竜と鳥が飛び交っていた。翼竜にはくちばしに葉があった。なぜ翼竜は絶滅し鳥は生き残ったのか謎だらけだが、仮説としては鳥のくちばしと胃石。隕石衝突後の想像を絶する厳しい環境でも固い種などを栄養に変えることが出来たのではないかという説がある。

免許がなくても行きたいところへ連れて行ってくれる自動運転技術。日本でもレベル4自動運転が始まった。レベル5までいくには大規模言語モデルが必要でチャットGPTが適していたりする。

●20236月、Turingは高度なAIによる車の自動走行試験を報道陣に公開した。黄色いコーンに向かって進んでくださいと話しかけると、AIが車を走らせる。これにはGPT-3.5が使用された。「あなたは自動運転用のAIです」といった定義を与えることで、具体的な運転指示は乗車している人が声に発して音声認識によってテキスト化してGPT-3.5に入力した。

自動運転AIに必要な4つの機能。

解釈、想像、決断、交渉。まず標識や信号に書かれた内容や誘導員のジェスチャーなどの情報の解釈。子供が飛び出してくるかもしれないという想像も大切だ。その上で走行ルールを決断し、他のドライバーと協調しながら道を譲ったり譲られたりという交渉も大切。

レベル5の自動運転は違う階段を登らないといけない。不確実性への対応が必要。人は不完全な情報しかなくてもこれまでの経験からリスクを考えて運転することが出来る。不確実な状況に対応できるAIが開発されれば自動運転に一歩近づく。

汎用人工知能の実現を見据える。簡単にいえば人間と同等の知能を持つAI。どこどこに行きたいという人間の曖昧な指示を元に人の命を守りながら車を動かす。待ち合わせ場所を決めるなどの機能も必要。

人間の曖昧な指示と周囲の状況から最適な行動を考えて実行できるAIはすでに開発が進んでいる。

 

 

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