本要約ブログ

20-50代ビジネスマン向け、本要約ブログです。

【なぜヒトだけが老いるのか】

【なぜヒトだけが老いるのか】

ヒトが集団で生きるようになってからのシニアの活用が寿命に関係していることなど、歴史人類学、生物学などもミックスした展開で興味深い本でした。

なぜヒトだけが老いるのか (講談社現代新書) https://amzn.asia/d/82frw6t

●我々は最初から死ぬべきものとして生まれて来ている。切っても死なないプラナリアも踏みつけられれば死ぬ。「死ぬもの」だから「生きもの」である。

●生物は変化と選択を繰り返す進化のプログラムによって今の姿、形、性質の全てを獲得した。死ぬことは他者を生かす、という意味にもなる。

●全ての生きものは偶然、勝手に、利己的に生まれるが、死ぬ時には結果の差として他を利する形で公共的に死んでいく。個体にとっては終わりでも地球上の生命にとっては絶対的に必要な意味のあること。死は進化の原動力である。

●ヒトは老後が30-40年と非常に長い。老いとは全ての生物に共通した絶対的なものではない。

●老化とは細胞レベルでも個体レベルでも不可逆的なもの、つまり回復できずに時間と共に衰えていくこと。いがいなことに一般的にヒト以外の生物の老化期間は短いか、ほとんど無い。つなり老化と死がほぼ同時に訪れるということ。

●野生の生き物は基本的には老化しない。体力が衰えると狩りができなくなり食べられなくなって死ぬ。食べられるか、食べられなくなって死ぬか。のんびりと老後を迎えることはできない。

●ゾウは寿命が長く60年生きるものもいるが老化して傷ついた細胞は像の中で排除されるためゾウは基本的に老化症状を示さない。死ぬ時は心筋梗塞などの循環器系の不具合が原因でピンピンコロリというかたち。ヒトにとって少しずつ老いていくことは自然界を見渡すととても珍しいこと。

●加齢とともに徐々にDNAが壊れて遺伝情報(設計図)であるゲノムがおかしくなる、その結果細胞の機能が徐々に低下し老化して死ぬ。

●ヒトの細胞の中で一番数が多い血液の細胞は約4ヶ月で新しい細胞と入れ替わる。骨の細胞が一番入れ替わりにくく約4年で入れ替わる。

●居座り老化細胞の悪行。幹細胞の老化によって新しい細胞の供給が減ると老化細胞の排除がうまくいかなくなる。結果老化細胞はそのまま居座り、炎症性サイトカインという物質を作り出し続ける。これが周りの細胞の炎症を増大させ臓器の機能低下やがん化を引き起こす場合がある。

●ヒトの本来の寿命は55歳くらい。最近100年で2倍に伸びており、大正時代の2倍となった。チンパンジーやゴリラに比べてもヒトだけが特段に長い。そこに本来似るはずであるという。そして哺乳動物の総心拍数は一生でほぼ20億回。ということからの推定。

●人生の40%が生物学的には「老後」。ヒトが老後長生きになった理由でおばあちゃん仮説というものがある。ゴリラの赤ちゃんは夜泣きしないし、抱っこする必要もなく赤ちゃんはお母さんゴリラの体毛にしがみついて移動する。母ひ両手が使える。人間はそれができず母親は疲弊する。ここで40-50代のおばあちゃんが登場。子育て経験もあり、母親の負担は激減する。そして2人目以降の余裕が生まれる。といつヒトの長寿は進化的な「選択」が働いた。つまり長寿が有利だった。

●シニアがいる集団は有利だった。シニアとは年齢的な定義ではなく集団の中で相対的に経験知識、技術に長じた物事を広く深くバランスよく見られる人を意味する。マンモスを倒す際も集団としての結束力が強まり、生産性が向上すると生活基盤が安定し子供が増え同時にシニアのニーズが増大していったと推察される。

●分業社会では、誰が何をやるのかと担当者を決めることが難しい。その調整役としてシニアが適任。私欲が少なく全体の利益を中心に判断と説得ができるシニアが最適だった。元々シニアは誰かの親や祖父母だったりするので、逆らえない存在としてご意見版的な立場の人がいる方が集団としてうまく機能した。

●老いは死を意識させ公共性を目覚めさせる。集団において子育てや教育に貢献し集団を安定させ豊かにする役割がいる方が有利となる。そのシニアの存在がいると強い集団となりヒトの長寿化に繋がっていった。

●生物学的に考える人の社会の2層構造。若者が活躍する「学びと遊びの部分」(クリエイティブ層)とシニアが重要な役割を担う「社会の基盤を支える部分」(ベース層)。

●不老長寿の最新研究として3つあり、1つはゲノムの脆弱部位を壊れにくくする方法を編み出すことで寿命延長効果が期待される。2つ目は老化細胞除去。アポトーシス(細胞死)を引き起こす遺伝子を働かせて自ら消えてもらう作戦。運動能力、腎臓機能、体毛などで老化症状の改善が見られている。3つ目は、免疫作用を活発化し残留老化細胞を排除する方法。まだ時間がかかるが10年くらいにで実用化の目処が立つ可能性あり。

 

 

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【お金持ちは海外で納税する タックスプランニングの教科書】

 

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国境は無くなってきており、そして経済はブロック化していく中で、日本だけでなく海外の税制を知り、備えることを教えてくれる最新情報の本で最高です。

お金持ちは海外で納税する タックスプランニングの教科書 https://amzn.asia/d/8vG68SB

 

●世界的にみて特に高いのは法人税。そんななか海外の企業、とくにグローバル展開している大企業ほど、自国と世界各国の税制を調べ、法人税率の低い国に現地法人をつくるなどして合法的に節税している。

●日本でも一部の富裕層は安い海外納税を行い節税している。そのような海外納税の最新状況、外国のお得な税制をつまびらかにし、法人税のみならず所得税相続税等を節税するスキーム、会社や個人の資産防衛につながるグローバル納税の実際を紹介している。

●個人の課税について。個人の所得税課税の根拠は、日本に住所があるかもしくは居所を持っているか。日本に何年間住んでいるかによって税金が変わってくる。居住者と非居住者に分類され、居住者は永住者と非永住者に分類される。

●相続人・被相続人などが過去に国内に居住していた判定期間が2017年の改正により5年から10年に延長された。相続財産が海外にあり、その国に相続人が住んでいて海外財産の贈与や相続を受けても相続人と被相続人共に10年超海外に住んでいなければ日本で相続税がかかる。同様に贈与税もかかる。

●財産の所在地。相続税法第10条で日本に財産があるとみなされる条件は、日本に不動産がある、日本の銀行の支店もしくは外国銀行の日本の支店に預貯金がある場合も日本に財産があるとみなされる。貸付金債務者が日本国内に本店登記している企業や日本に住む個人の場合も、その貸付金も日本国内財産とみなされ課税対象。

●生命保険ではその生命保険の契約を結んだ保険会社の本店や主たる事業所在地が日本国内であれば日本に財産があるとみなされる。

シンガポール現地法人は1シンガポールドルで設立可能だが、就労ビザを取得するための目安として10万SGドル以上あることが望ましい。マレーシアで会社を作る場合は現地の最低一人の取締役を選任する必要がある。

●香港での設立は秘書役が必要なもののシンガポールやマレーシアのような資本金、取締役などの規定はない。

●事業活動はボーダレス、本拠地は事業がしやすく税率が低いところへ。中堅中小企業もマーケットを海外に求めるのであればもはや日本に必ず本社を置かなければならない理由はない。タックスヘイブンの中には無税国が10カ国ほどある。

タックスヘイブンでは国内で行われるビジネスについてはかなり高い税率をかけているのが事実。財政は観光収入、会社の登記費用や弁護士会計士への支払いなどで成り立っている場合が大半。付加価値税や不動産取得税は必要という国もある。給与に関しても源泉所得税はなくとも現地人の社会保険などのお金は必要。

●内国法人とは、日本の法律に基づいて設立され日本国内に本店または主たる事務所を持つ法人。外国法人とは外国法人の日本支店や工場、その他事業をする一定の場所などのことで外国の法律に基づいて設立されており日本に出店している。税金は、内国法人は全世界で発生した所得、外国法人は日本国内で発生した所得のみが課税対象となる。

●課税根拠がなくなると日本の法人税はかからなくなる。

●日本に拠点(本店所在地)を置く限り輸入、販売、輸出で生じる利益は全て日本で課税される。そこで海外子会社をタックスヘイブンに作り会社の利益を移転させ利益を留保させることにより節税を図る。(日本にある販売親会社が海外子会社を設立し海外子会社が日本にいる顧客に販売し代金を得る。海外子会社は海外の製造会社に代金を支払い納品させる。)

●国内の分社化は会社オーナーならよく知っておりたとえばメーカーが販売子会社を設立し2社に利益を分散すれば法人税の軽減税率(法人税の基本税率は23.2%だが資本金1億以下の会社は年間800万円以下利益に15%)が適用される。

●統括会社を設立してタックスヘイブン対策税制から外れる。

・内国法人等に係る特定外国子会社で、日本親会社の100%子会社であること。

・2社以上の被統括会社(日本親会社の孫会社)を有し、その被統括会社に対してに対して統括業務を行っていること。

・所在地国に統括業務に従事する者がいて実態があること。(専ら統括業務に従事する者で、特定外国子会社の役員及びその親族を除く)

●外国で課税済みの利益から分配される外国子会社からの配当には配当金非課税が利用できる。つまり外国子会社からの配当金を95%非課税で受け取れる。

●米国不動産に投資する際、現地に米国LLC(limited liability company 有限責任会社の意味)を設立して、そのLLCに不動産に不動産を持たせることが一般的。その理由は登記移転等のコストや事務負担を避ける観点や資金調達やリスク管理場の便宜から。法律上は法人格のある会社、税務上はパートナーシップというハイブリッド組織。

●日本居住者がLLCメンバーの場合、日本の国税庁見解では米国LLCでは原則として外国法人とみなされる。

●日本で不動産投資会社を設立し、その上で米国に100%子会社のLLCを作るか、LLC以外の会社(Cコープ)を設立しその傘下に投資物件ごとのLLCを作るか。

●前者では米国LLCがその不動産を売却して譲渡益を得た時点で米国で法人税を納める。その後LCCが解散して残った利益を日本の親会社へ送金する際には米国の源泉所得税は不要となる。また親会社の受け取る清算配当は95%非課税の対象となる。

●後者は、参加のLLCが法人を選択すれば米国Cコープを親会社とする連結納税制度(議決権株式・株式総価値の80%以上の所有)の適用が受けられ米国法人税の節税が可能となる。

 

 

 

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【ユーモアは最強の武器である】

【ユーモアは最強の武器である】

なぜ面白いのか、ユーモアがあるということは、筋トレと同じで鍛えることができ、後天的に獲得出来る技術である。ということが一番勉強になりました。

ユーモアは最強の武器である: スタンフォード大学ビジネススクール人気講義 https://amzn.asia/d/agVnDaq

 

●ユーモアがもたらすパワー。ユーモアには、人を動かす思いもよらない力がある。

  • 地位が高く見える
  • 知的に見える
  • 交渉を有利に導く
  • 目立つことで記憶に残りやすくなる
  • 信頼しやすくなる
  • アイディアがひらめく

  • 粘り強く頑張れる

ユーモアのセンスは筋肉に似ていて、定期的に使わなければ衰えてしまう。残念なことに現状ほとんどの人は、ユーモア筋が衰えている。

 

●笑う回数は23歳がピーク

166カ国140万人に調査を行ったところ、人々が1日のうちに笑ったり微笑む回数は、23歳頃から急激に減り始めることが分かっている。子供の頃はしょっちゅう笑っていた人も、大人になって真面目に仕事をしていると陽気さを失ってしまう。

●我々の職場に必要なのは、もっと自分らしく振る舞うことや、人間らしいつながり。では、一体何が職場での陽気さの妨げになっているのか。

業界や地位も様々な700名以上の人々を対象に、なぜ職場ではユーモアを発揮しにくいのかを調査した結果、4つの理由が見えた。それは、

  • ビジネスは真面目であるべきという思い込み

  • ウケないという思い込み

  • 面白くなくちゃいけないという思い込み

  • 生まれつきの才能という思い込み

の4つ。すべては私たちの思い込みによって、職場から勇猛が消え去ってしまっている。

 

 

●ユーモアの4つのタイプ

著者が一連の実験を6年間行った結果、ユーモアには4つのタイプが浮かび上がってきました。

攻撃的で表現力豊か、天性のエンターテイナー。笑いを取るためなら少し事を荒立てるのも厭わない、人前に出ると生き生きするタイプ。また、大勢の人たちと一緒の時は大抵ジョークを飛ばす。自分をジョークのネタにされても気にしない。

 

  • スイートハート

親しみやすく、さりげないタイプ。ひたむきで誠実、よく練ったユーモアを好み、クスッと笑わせるようなセリフを混ぜる。感性が豊かでおおらかなので、相手の感情を傷つける危険を犯してまで人をからかったりはしない。また、自分がその対象になるのも好まない。周りの人たちを元気にするような、明るいユーモアが好きなタイプ。

  • マグネット

親しみやすく表現力豊か、いつも上機嫌で、みんなのムードを盛り上げる能力に長ける。モノマネや人真似もしょっちゅう飛び出し、おバカなジョークに自分でも大笑いしてしまうこともあるくらい。即興コメディーや人前での挨拶が上手いと評判の人は、マグネットに当てはまる可能性が高い。

 

  • スナイパー

攻撃的でさりげないタイプ。鋭くて皮肉っぽいさりげないユーモアを好む。笑いを取るためなら一線を超えるのも恐れない。語り口は小声で、そっけなく大勢の人たちと一緒の時はじっくり様子を伺ってから行動に出る。一発ジョークでピシャリと決めるのが好き。

 

スタンドアップとスナイパーは親しみを込めて相手をからかったりしますが、やりすぎてしまった場合、マグネットやスイートハートをドン引きさせてしまう。

一方で、マグネットとスイートハートは、相手を持ち上げるために自分を低く見せますが、あまりに卑下しすぎると、スタンドアップやスナイパーの目には情けなく映ってしまう。

ユーモアのタイプは、断定的なものではなく、何を面白いと思うかどのようにユーモアを発揮するかという好みや傾向は、自分のタイプを認識するだけでなく、どんな時にタイプを切り替えた方がいいかに気づくことで、大きな効果が生まれる。

 

●ユーモアを活かすテクニック

 運動が特定の目的のために体を動かすように、ユーモアも特定の目的のために陽気さを使う。ヨガが好きな人もいれば、サッカーやサイクリングが好きな人もいるように、人それぞれ好みがありユーモアについても、ジョークを好む人もいればモノマネや体を張ったギャグが好きな人もいる。

 

●ユーモアは鍛えられる

ユーモアは鍛えることができますが、運動と同じようにスキルと努力が必要なので、時に頑張る必要がある。コメディはユーモアを組み立ててから実践する。スポーツと同じように、コメディもテクニックを自在に駆使する必要があるので、膨大な練習が必要になる。

もちろん、多くの人にとって目的はコメディでプロになることではないので、重要なのはもっと陽気さを持って世の中に向き合う方法を学ぶことです。さらに、自分ならではのユーモアを磨きうまく使えれば最高。

 

●ユーモアの基本的なパターン

原則1:ユーモアの核心は事実にある。

原則2:あらゆるユーモアには驚きとミスディレクションが潜んでいる。

 

●プロのコメディアンに学ぶテクニック

 

  • 面白いものに目をつける

自分自身や周りの人たちの生活に潜んでいる事実を見つけるということ。

ユーモアの源は、他人の自分に対する思い込み。ユーモアを見つけるには、自分らしい性質や意見、好みや感じ方を分析する必要がある。

あまりピンとこない人は、「率直に言って、あなたは〇〇な人に見える」というように、周りの人に自分に当てはまる言葉を考えてもらう。それが、ユーモアの種になる。ユーモアのネタはすかさずメモして後でおくのがよい。身の回りを見渡せば、人生はコメディに溢れているはず。

  • 面白さを作り出す

少し工夫するだけで、ネタのアイデアが一気に面白みを増す。例えば、

  • 誇張する
  • コントラストを生じさせる
  • できるだけ具体的な表現を使う
  • 比喩を用いる
  • 3のルールを守る

などの工夫がある。

「誇張する」については、日常生活で気づいた点を大袈裟な言葉で表現すると聞き手の予想を裏切って、ミスディレクションが生じる。

コントラストを生じさせる」については、何らかの不一致を見出した時、そこにはある程度のコントラストが生じているはず。あるいは、コントラストを意図的に生じさせてみる。

「できるだけ具体的な表現を使う」は、コメディのオチを“まあまあ”から“絶妙”へ飛躍させる力がある。

「比喩を用いる」については、コントラストがユーモアを生み出すように、比喩もユーモアを生み出します。比喩の達人になれば、全く別の突拍子もないものと比較することによって、行動や状況の滑稽さを際立たせる。

「3のルールを守る」は、ミスディレクションを成功させる簡単な方法。一般的で予想しやすい要素を2つ挙げてから、意外な3つ目の要素を挙げると、脳の予想を裏切ることができる。

 

  • 面白いことをパッと言える

優れたジョークを生み出す原則をマスターしても、私たちは日常生活でユーモアを使う時は、たいていその場で思いつかなければならない。そこで、ユーモアをパッと生み出すための役立つコツについても解説されている。

一つは、持ちネタを用意すること。これはいざという時に披露するネタで自分でも話すのが楽しくて、いつでも笑いがとれるネタがよい。ただし、いつも同じネタを披露すればいいというわけではなく、お気に入りの持ちネタはその場の状況に合わせてアレンジすべき。

 

 

●普段の生活でも舞台の上でも、笑いを取る最も簡単な方法の一つは、以前受けたジョークや面白かった出来事を引き合いに出すこと。このテクニックはコールバックと呼ぶ。何かで笑いが起こったらネタとして覚えておけば、後でチャンスを見つけて使うことができます。しかもコールバックはグループの絆を強める効果もあり。なぜなら、みんなで笑えるうちはネタの楽しいジョークと同じように、コールバックは仲間意識を刺激するためだから。

つまりそのジョークの笑いどころがわかる人は、自分も仲間の一員だと実感するからこそ特別に感じる。

 

●語り口

実はジョークの99%は語り口がものを言う。声と語り口がぴったりで、オチをばっちり聞かせれば何を言っても笑いを取れる。

 

●メッセージに陽気さを加える3つのテクニック

・コールバックを使う

・締めくくりに工夫を凝らす

・PS:追伸を付け加える

の3つ。

90%の人々は手紙の本文よりも、追伸を先に読むことを突き止めた。

つまり、手紙を受け取った相手は水深の分を読んで第一印象を抱くということ。これはメールでも同様。追伸は真面目になりがちなメールの文章に少しの大きさを加えるのに効果的。

 

 

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【致知2024年2月】

 

致知2024年2月】

立志立国。新年から身も心も引き締まる特集。志は分解すると士(さむらい)の心と書く。日本人の誇りを以て邁進したい。

致知 刊2024年2月号 品 https://amzn.asia/d/7wGqnRB

 

●「2025年日本は再び甦る兆しを見せるであろう。2050年になったら列強は日本の底力を認めざるを得なくなるだろう。」森信三師。

●「21世紀半ばには日本は地球上から消滅している。」ある国の要人。そしてイーロンマスクも「出生率が死亡率を上回るような変化がなければ日本はいずれ消滅する。世界にとって大きな損失だが。」と発言している。

●日本をどちらの国にするかは、鍵を握っているのは日本人次第。

●幕末の儒学者、春日潜庵の言葉「人生劈頭一箇の事あり、立志是なり。」人生の出発点において、一番大事なことは志を立てること。という。

●2023年岸田さんから述べられたのは異次元の少子化対策ではなく、子育て支援。親世代が「こんなつまらない国」と思えば子供を産むことに迷いが生じるのは当然。地方自治体も自分たちがどのような役割を果たしていくかと言う積極的な考え方が生まれていない。

●日本全体が戦後のアメリカ依存という大きな枠組みから抜け出せていない。

●短期の悲観、長期の楽観。これが事を成すに当たっての一番大切な心のあり方。

●十七条憲法の制定は604年。西洋に民主主義の誕生するずっと前から日本では1400年以上に渡って思想が繋がっている。

吉田松陰も「すべての実践は志を立てることから始まる。」「日本に生まれた日本人としてこの国の皇室や歴史の独自性を知らないでどうして日本人として力強く生きていけるだろうか」という言葉を残している。

●歴史を見れば幕末以前の文化文政の時代は風俗が退廃し享楽的傾向が強かった。今の日本とそう変わらない。しかし、そんな衰弱していた社会から一気に地下水脈が噴き出るように大きな自己革新を遂げた。日本にはそういう底力がある。今こそかつての精神を蘇らせ志を立てていかなければならない。

●自分が一日怠ければ日本の進歩が一日遅れる。明治時代の福澤諭吉北里柴三郎。貧しい家庭環境が偉人として実を結ばせた。

 

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【Newton 2024年2月号】

 

【Newton 2024年2月号】

今月も最高でした。科学の名著を永久保存版で紹介しつつ、エントロピーに関して言及して頂いており最高。エントロピーは物理法則や宇宙の謎を解き明かす重要な法則であると同時に、社会や経済的現象、人間や生物の性質を理解する事にも役立ち、大変便利と改めて感じた。

部屋が放っておいたら散らかるのは、エントロピーが増大の方向に向かうという法則に従っている。

Newton 2024年2月号 https://amzn.asia/d/eeA7C7R

 

●地球内部にひそむ古代惑星の残骸。月を生みだした巨大衝突の痕跡が地球中心部でみつかった。

●ふれた物が高精度でわかる人工感覚。人間の指の特徴を模倣した人工的な触覚センサーが開発された。

●「エレガントな宇宙」という名著。素粒子を粒ではなくヒモだと考えるのが超ひも理論素粒子物理学によれば、我々の宇宙を形作るのは原子核などを形作るクォーク、電子やニュートリノなどよレプトン、そしてクォークレプトンが力を伝える際にやり取りするゲージ粒子

●質量の起源にも関係するヒッグス粒子も存在し、素粒子の起源に関する理論を「標準模型」と呼ぶ。しかし標準模型は重力の理論を扱うことができない。そのため、標準模型一般相対性理論を統合した両重力理論がもとめられていた。その量子重力理論の有力候補が超ひも理論超ひも理論によると世界は11次元の紐で出来ている。この名著は数式を使わず一般的に分かりやすく語っている。

●時間は存在しない。カルロ・ロッヴェリ著。ループ量子重力理論の基本方程式には時間という変数は含まれていない。時間だと感じる何かが人の中に生じているだけであると主張している。

●赤ちゃんでも相対性理論がわかる絵本。そうたいせいりろん for babies。企画が斬新なベストセラー本。重力による時空の歪みやブラックホール重力波などの概念を簡潔なイラストで直感的に掴めるように描かれている。

エントロピーの物理学。エントロピーとは「乱雑さの度合い」紅茶にミルクを入れると混ざっていく。これはエントロピーが増大していく現象である。コップから溢れ出る水もエントロピー増大であり、それぞれ元に戻ることのない不可逆性を持っている。

●新品のトランプは1-13までのカードがマークごとに並んだ状態で入っていて状態はただ1つ。しかしこれをシャッフルしたとすると並び順は52枚のカードをランダムに並べるときの場合の数52×51×‥×1=52!≒4×10の67乗という膨大な数の可能性がある。

●生物は「負のエントロピー」を食べている。生物は食べ物を取り入れたり、呼吸したりすることで、体内でさまざまな化学反応をおこしている。こうした化学反応によって、生物は生命を維持している。ただし、こうした活動は、体内のエントロピーを増加させている。体内のエントロピーが増加すれば、体内の秩序を維持できない。秩序を維持するために、生物呼吸や排泄や放熱などによってエントロピーを体外に捨てている。シュレディンガーは生物のこのプロセスを指してエントロピーを食べていると表現した。

●生物が負のエントロピーを取り入れることで体の中に秩序を生み出しさらにその仕組みを遺伝によって子孫に受け継いでいるという点をシュレディンガーは表したかった。

●字宙のいたるところでエントロピーがふえていくと、しまいにどうなるのか。クラウジウスは、宇宙が最期に「熱的死」を遂げると考えた。それは、エントロピーが増大しきって、温度差がなくなった状態。温度差がないために、エネルギーをとりだせず生物も機械も活動できない。また、熱源がないために星も輝けない。熱的死による宇宙の終わりは、真っ暗で寂しい最期。

●この予想では超巨大ブラックホールが長い時間をかけて多くの天体を飲み込む。ただ宇宙の加速膨張も続くし加速膨張の原因も不明なので、最終的には謎である。

●メンタルの鍵を握る3つの脳内物質、ノルアドレナリンセロトニンドーパミン

●覚醒のノルアドレナリン。リラックスのセロトニン。快楽のドーパミン

●恋愛の心理学。6つの恋愛タイプで相性が決まる。

・ルダス(遊びの愛)

・プラグマ(実利的な愛)

・ストーゲイ(友愛的な愛)

・アガペ(愛他的な愛)

・エロス(美への愛)

・マニア(狂気的な愛)

 

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【死は存在しない 最先端量子科学が示す新たな仮説】

 

 

【死は存在しない  最先端量子科学が示す新たな仮説】

田坂広志さんの最新著書。とんでも本では一切無い。死について、最先端量子科学の観点から、宗教的に信じられていることや日頃体験する不思議な出来事なども絡めながら語って頂いている最高の本です。

死は存在しない ― 最先端量子科学が示す新たな仮説 (光文社新書) https://amzn.asia/d/g5S2SSP

 

●人は死んだらどうなるのか。死んだ後我々の意識はどうなるのか。死後の世界はあるのか。死後の世界があるならばそれはどのようなものか。誰もが持つ疑問である。

●死を語る3つの視点。

1.宗教的視点としては、死後の世界が存在する事を前提としてキリスト教は天国、仏教は極楽浄土、イスラム教はジャンナを語ってきた。

2.科学的視点。死後の世界はなく全てが無に帰すと語っている。

3.医学的視点。臨死体験幽体離脱の体験などが語られる。

●死後の世界の半信半疑論、神仏の存在の半信半疑論は、神仏の存在を信じたいという思いを抱きつつも、現代科学がその存在を明確に否定しているため、死後の世界は存在をしないと考えているからであろう。

●ミクロの世界では物質が消えてしまう。量子化学の世界を極めていくと物質そのものが確固として存在するものではなく、非常に不確かな存在であることも明らかになっている。

アインシュタインのE=mc2も粒子と波動の2重性の問題であり、物質がエネルギーに変換されることを示した式である。最先端科学では物質は実は極めて曖昧な存在である。この世界の本質は物質ではなく、波動であり、エネルギーであることを明確に示している。

●なぜ人生で不思議なことが起こるのか。占い、予感、予知、何かに導かれた、デジャブ、重なる偶然、など。

●無から壮大な森羅万象の宇宙を生み出した量子真空。量子真空の中に「ゼロポイント・フィールド」と呼ばれる場があり、この場にこの宇宙の出来事の全ての情報が記録されているという仮説。

●量子物理学的にみるなら我々が日常感じる物質というものは本来存在しないのである。量子物理学的に見るならば全て波動に他ならない。

●我々が目に見えない意識と思っているものもその本質は全てエネルギーであり、「ゼロポイント・フィールド」には波動エネルギーを波動情報として記録されている。

●何らかの方法で「ゼロポイント・フィールド」につながることができればこの宇宙の過去から現在までの全ての出来事に触れることができる。

●そこには未来の情報も存在する。我々は未来はまだ存在しないものであるということを常識と思っている。しかしあらゆるものは波動であるため、現在の波動情報がわかれば未来の波動情報もある程度予測できる。

●つまり我々の意識が「ゼロポイント・フィールド」に繋がるならば未来に起こる可能性のある出来事も知ることができる。これが予感や予知、占い的中といった不思議な出来事が起こる理由でもある。

●しかし、我々の人生の未来は決まっていない。「ゼロポイント・フィールド」に存在する未来の情報は最も起こりそうな未来である。

相対性理論では過去現在未来は同時に存在している。(四次元の時空連続体)

●量子生物学の分野が進展するによって明らかになるであろうが、我々は脳だけでなく体全体が量子プロセスでコミュニケーションを行なっている可能性もある。

●現代心理学の最前線にあるトランスパーソナル心理学の知見を踏まえると、意識の世界が階層構造になっていることを理解する必要がある。表面意識→静寂意識(もう1人の自分が現れる)→無意識(引き寄せが起こる段階)→超個的無意識(シンクロ、以心伝心が起こる段階)→超時空的無意識(予知、予感、占い的中などの未来を知る体験が起こる段階)

●天才はなぜアイデアが降りてくると語るのか。アイデアは彼らの脳が生み出すのではなく、ゼロポイント・フィールドに繋がることによってあたえられるものである。

臨死体験幽体離脱、故人との再会、死者との交信、背後霊、転生、生まれ変わり、前世の記憶などは何なのか。神や仏の実体とは何か。それは宇宙の歴史始まって以来の全ての叡智が記録されている「ゼロポイント・フィールド」に他ならない。

●最先端科学の知見と最古の宗教の直感はなぜ一致するのか。地球上に生きている全ての人々の人生に関する全ての情報がゼロポイント・フィールドには記録されているから。

●子供はなぜ前世の記憶を語るのか。何らかの理由でゼロポイントフィールドに繋がり、そこに記録されているある過去の人物の情報を語っていると考える事が合理的。死者との交信や背後霊なども同じ事が言える。

●なぜ死は存在しないのか。我々の意識のすべての情報は肉体の死後もフィールドに残り続けるから。

●肉体は死滅しても我々の意識の情報はゼロポイントフィールド内に永遠の記録として残り続けるだけでなく、さらに変化を続けて行くのでは無いか。すなわち生き続けるのでは無いか。という仮説。

●肉体の死後は我々の意識はその中心をゼロポイントフィールド内の深層自己に移し生き続けて行く。

●米国の人工知能研究所世界的権威のレイモンド・カーツワイルは、「人類は将来脳内の情報を全てコンピュータ内の人工知能に移植する技術である精神転送(マインドアップ始まってローディング)を実現し、意識は生き続ける事が可能になると予測している。

●ゼロポイントフィールドに移った我々の自我(エゴ)は消えて行く。何故なら恐怖や不安が無くなるから。生存本能に根ざした自我から闘争心や競争心が生まれ、敗北や挫折、孤独や劣等感などの苦しみを生み出す。

●しかし一度肉体の死を迎えた後は、もはや死の恐怖や生存の不安から解放され、自我(エゴ)は存在意義を失い自然に消えて行く。自我が消えるということは、「私」が消えることを意味している。

●自我が消えるとすべての苦しみも消える。我々の意識はいわば至福に満たされた世界に向かうことになる。この「自我が消えて至福の世界へ向かうプロセス」を仏教では「成仏する」と呼んできた。

キリスト教では天国、仏教の極楽、イスラム教のジャンナなど、表現は違うが死後に我々が行く世界が至福に満たされた世界であるということはゼロポイントフィールドの観点から見ても明確。

●ゼロポイントフィールドに地獄は存在しない。何故なら苦しみの根源は自我であるから。自我が消えるなら存在しないのか。では何故宗教が恐ろしい世界を語るのか。

●生前に悪行を働けば地獄に落ちる、といった社会秩序を維持するために、宗教と政治が結びついて、戒めを語る必要があったからであろう。

●三途の川の水を飲むと全て忘れるということは、少し表現が違い、ゼロポイントフィールドでは全ての記憶に触れる事ができるようになる。世界と私を隔てていた強固な自我の壁が消えるので、私を主語とした記憶が消えるということを述べている。

 

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●お金がない人は「貯金」を、お金がある人は「投資」を重視するべき。います自分がどのような段階にあるのか把握し時間と労力をどこに集中させるのか決める。予想される貯蓄が予想される投資収益を上回る場合は貯蓄に重点をおき、そうでなければ投資に集中する。

●できる範囲で貯金する。収入と支出はへんかする。貯蓄率もそれに応じて変えていくべきだ。節約ばかりに意識が向きすぎてストレスにならないようできる範囲で貯金する。

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●どれだけ資産が増えても金持ちになったとは感じないが、それは問題ない。どれだけお金が増えてもそれ以上のお金を持っている人は必ずいる。パーソナルファイナンスゲームでは自分を失わないよう気をつける。もっと裕福な人の存在はいくらでも目に入る。自分を保つためには自分よりも裕福な人のことばかり見ずに「自分がいかに恵まれているか」を考えること。

●時間ほど重要な資産はない。お金はいつでも稼げるが、時間は増やせない。90歳近くの大富豪が全財産と引き換えにしても得たいと思っているのは「時間」である。

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