本要約ブログ

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【Web3とDAO】

Web3DAO

web3DAOの分かりにくさ、掴みどころのなさが、短いストーリー仕立てて解説されていて読みやすい、分かりやすい。この革新技術にアーリーマジョリティが気づくのにあと10年はかかるのではないかと思うので、いち早く掴んで使いこなす為におすすめの本です。

 

インターネットの物語、新章へ。ブロックチェーンが起点になったweb3ではユーザーのデータばインターネット状にあり、そのコントロールもユーザー自身が握っている。

●Discord上でやり取り。スマートコントラクトで誰がどのNFTを持っているかを紐付けているのでデータをピカソの絵のように扱ったりできる。デジタル空間の土地もNFTとして流通している。

分散型金融DeFi。個人が銀行のような役割を果たす。自身の保持するクリプトを表示するアプリケーションであるウォレットを持ち、貸金業のようにトークンを貸すことも出来る。トークンを用いたデリバティブ取引も可能になる。

メタバースには2つに分けられる。VR業界がが培ってきたメタバースと、ブロックチェーン業界のメタバース。一企業が独占的に提供しているメタバースはプラットフォームにしかなり得ないがブロックチェーンを超えた存在となり実世界に近い公共財的な存在となりうる。

メタバースは、単なる仮想空間ではなくデジタルの価値がリアルの価値を上回る過程のことを指す。と理解すると本質を捉えやすい。

クリプトに熱狂している若者は資産の大半を法定通貨ではなくクリプトで保持しており、そのような若者の憧れはロレックスでもフェラーリでもなく著名なNFTを持ちTwitterアイコンに設定すること。

ソーシャルトークンとは個人やコミュニティが持つトークンであり、コミュニティへの参加券として用いられるもの。2022年に入りDeSci(ディーサイ)という分野が注目されている。分散型サイエンスという意味。バイオテックなどは人間の寿命延長に直結し投資リターンの価値が高い。科学界で生じる課題を解決するもの。助成金獲得のための書類作成や研究に費やされている。

●web3領域を支えるのはブロックチェーンの存在。一般的に著名なチェーンは、イーサリアム、ポリゴン、ソラナ、アヴァランチ、ニア、バイナンススマートチェーン、フロウ、グノーシスチェーン、ポルカドット。このチェーンの数だけエコシステムが存在する。

個人がエンパワーされた2010年代。web1では利用者、web2では利用者権・発信者、web3ではオーナーシップ権・利用者となる。

コラボレーションや協力、つまり共創が人間の本質の一つであり基本的な生き残り戦略。web3ではコンセプトとして競争よりも共創を重視している。

●DAOは新しいコラボレーションの形でありブロックチェーン上で実行されるルールを共有し合いミッションを中心に組織されたグループ、コミュニティのこと。地理的制約もなく様々な人や組織がフラットに貢献できる。DAOとは中心のない、ミッションドリブンなコミュニティ。

会社やサロンとも違う。会社は上下関係がある。サロンは中心がある。DAOは自律分散。

ガバナンストークンを発行しデジタル空間で完結する。24時間365株主総会が繰り広げられているイメージ。

●DAOは会社でなくコミュニティなので働いているというよりはコミュニティに貢献しているという感覚である。

株式会社では成長が止まれば死を意味し、IPOM&Aを目指してプロダクトも企業も成長し続けなければならない。これがweb3では大きく変わる。

IPOでもMAでもなく、DAO化である。会社を清算して分散型組織でDAOになり切ることがディファクトスタンダード。

企業主導のインターネットサービスの限界。YouTubeでも突然のBANや広告単価を下げられるなどのコントロール不能なことが起こる。企業は株主がいる以上会社の成長にコミットしなければならない。

●web2では企業主導のプロダクトやサービスが浸透した。web3ではこの構造が逆転する。インターネットサービスは企業の傘下に入るのではなく、DAOや個人や企業が支えるという構図になる。

世界はいずれDAOになる。

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