本要約ブログ

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【認知バイアス 心に潜むふしぎな働き】

 

認知バイアス 心に潜むふしぎな働き】

自分の知らないうちに偏った考え方が起こっているということを把握することが大切。人の考えや行動は全く論理的ではないことがある。

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認知とは、心の働き全般を指す。バイアスとは一側面のみに偏っていること。認知バイアスとは心の働きが一側面のみに偏っていること。

注意を向けていないことには人は気づけないということを実証したチェンジブラインドネスの実験。色と場所を頭に入れていない。注意を向けていないと見落とす。

注意を向けていても見落とす。ゆっくり変わっていくものに対しては100名中1名程度しか気付けない。

視覚探索の実験。注意は一種類ではない。

自動車の衝突した動画を見せ、衝突した時何キロ出ていましたか?と問うたグループ、激突した時何キロ出ていましたか?と問うたグループでは激突グループが15キロ早めに答えた。窓ガラスは割れましたか?と質問に対して、激突グループの方が割れたと多く答えた。

目撃者の証言もかなり曖昧。直近の記憶に引きずられる。オーストラリアのレイプ事件でも、直前までテレビに出ていた心理学者が逮捕されたがすぐ釈放された。目撃者が直前までそのテレビ番組を見ていたから目撃したと証言したようだ。

人は起こりやすさをどう推定するか。青少年の凶悪犯罪は増えていると思うだろうか?実際には激減している。これは珍しいと思うものを積極的に報道するメディアの認知バイアスによるものである。

頭に思い浮かびやすいものや目立ちやすいものを選択してしまうことを利用可能性ヒューリスティックという。

記憶を繰り返し、増幅し、発生頻度が高いと記憶をすり替えてしまうことも多い。

ある事象が、典型例とどの程度、似ているかや、当該のカテゴリーの代表的な特徴をどの程度、備えているかといったことをもとにして、その事象の生起頻度や生起確率を判断する方法は、代表性ヒューリスティックと呼ばれている。

代表例は平均から逸脱している。プロトタイプは平均的なものを指すことが多い。

ステレオタイプは偏見の温床となることが多い。メディアはステレオタイプを露出させたがる。

こうに違いないという「確証バイアス」が一度形成されると、覆すのはかなりの時間と労力が掛かる。

確証バイアスに有利な例が頻繁に持ち出される。

自己決定していると我々は思っている。ただ、欲求や意図によって行動するのは素朴心理学と言われるが、その裏にある理由は自覚出来ないケースが多い。

自由意識によると思っていても周りの伝染である事は自覚出来ない。

好き嫌いも自覚出来ない。一定数以上見ると好意を抱くというザイアンスの実験。

社会的行動には、意図を求められる。無意識の認知による行動もある。

自発的な創造性を高めることは、思考の多様性を以て成される。そして現状とゴールとの差を明確にすること。ある一定を超えると多様性よりも専門性が求められる。

創造性は突然閃くのではなく、徐々に閃く。

 

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